便秘（４）

ひとつは、食べ物に含まれる有害な成分・物質や体内で生まれる老廃物を、便とともに排出することで体の中を解毒すること。もうひとつは、ウイルスや細菌などの病原体が入ってきたときに、腸の粘膜にあるリンパ球でそれらをやっつけることです。

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便秘になると、これらの毒素を排出することができないので、体の中に毒素が溜まり、腸内の免疫機能が低下します。

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便秘（３）

なかでも、強い収縮運動で排便を促す「大ぜん動」は、食べ物や水分を摂ることをきっかけに、朝にもっとも強く起こります。ダイエットや時間のなさから朝食を抜くと、便意が起こらず、便秘となってしまいます。

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さらに、腸には全身の健康を保つうえで欠かせない役割があります。

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便秘（２）

では、どのようにしたら便秘を解消することができるでしょうか？まずは腸の仕組みとその役割をここでは考えていきましょう。

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個人差はあるものの、腸の長さは約７～９メートルあり、主に食べ物をかくはんする「分節運動」と内容物を肛門に送り出す「ぜんどう運動」を行います。

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便秘

〔便秘の目安は３日以上の無排便〕・・・多くの女性が病院に行かずにひとりで悩みを抱えている便秘。排便がない日が続き、おなかが張ってくると、仕方なく市販薬に頼り、排便するという行為を繰り返してはいませんか？

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便秘は放っておくと、体の健康を損ねかねない怖い病気です。慢性化してほかの不調が出る前に、食事と生活習慣とを見直して、はやめの改善が必要です。

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頑固な便秘解消法（１１）

寒天の保水力も注目です。寒天を摂取すると、便は適度な水分をとりこんで、やわらかく排泄しやすくなります。１日にヨーグルトは２００グラム、寒天は４グラムをとることが理想的です。食べる時間によらず、毎日続けることが大切ですよ。

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ヨーグルトの種類は、「プレーン」がおすすめです。果物を加えてみたり、自己流のトッピングなどで時々、気分を変えてみるのもいいですね。

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頑固な便秘解消法（１０）

残念なことに、ヨーグルトには、よい便をつくるために必要なもうひとつの要素である「食物繊維」が不足しています。そこで、その食物繊維を補うために寒天を加えるというわけです。

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寒天には、体内で消化・吸収されない、不溶性食物繊維が豊富です。この食物繊維は便の量を増やす上に、ビフィズス菌のエサとなり、善玉菌の活動を活性化させる働きもあります。

頑固な便秘解消法（９）

こうした善玉菌を増やすのにもっとも適した食べ物として、ヨーグルトが真っ先に挙げられます。ヨーグルトには、乳酸菌やビフィズス菌が豊富に含まれているからです。

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このヨーグルトの食効をグンとアップするコツがあります！そのコツですが、別段なにも難しくありません。「寒天」を加えるだけですよ。

頑固な便秘解消法（８）

乳酸菌とは、「善玉菌」の代表です。乳酸菌は、免疫細胞のバランスを整えてくれて、あらゆる病気から体を守る働きをしてくれます。なかでも、ビフィズス菌は、悪玉菌の活動を抑制して、ビタミンなど体に不可欠な栄養素をつくっているのです。

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また、腸内を悪玉菌や病原菌が活動しにくい酸性の状態に変えて、善玉菌が増えやすい環境をつくる働きもしているのです。

頑固な便秘解消法（７）

便秘を防ぐには、よい便をつくり、出すための力をつけることが大切。そして、こうした力を左右するのが腸内細菌なのです。

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人間の大腸内に住んでいる腸内細菌は、便通を促すなど体によい働きをする善玉菌と、免疫力を低下させるなどの害を及ぼす悪玉菌に大別されますが、便秘を防ぐ大きなキーポイントとして、この善玉菌を育てることにあります。

頑固な便秘解消法（６）

〔９〕お風呂で下腹部を「の」の字にマッサージしましょう・・・湯船に浸かった状態で、おへそを基点として下腹部を大きく「の」の字を書くようにマッサージすると、排便が促進されます。

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〔１０〕朝起床する時間から逆算をして、しっかりと睡眠をとりましょう・・・心身を休めるために、１日最低でも５～６時間は睡眠をとりましょう。快眠は便秘とストレスの妙薬ですよ。