気になる汗のこと、ニオイのこと（９）

「ストレス」・・・・ストレスを感じると、交感神経が緊張することで、エクセリン汗腺が刺激されて汗が出てきます。

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ストレスは体内に活性酸素を発生させ、過酸化脂質をつくり、ノネナールというニオイ物質を生成させるために、ニオイのある汗をかくこととなるのです。

気になる汗のこと、ニオイのこと（８）

「冷房に頼りすぎ」・・・・クーラーの効いた部屋にいると、汗をかく機会が減りますが、体温調節が上手に出来ず、汗腺のはたらきが鈍くなって、老廃物や角質がたまりやすくなります。

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すると、汗をかいたときにこれら老廃物が汗といっしょに外へ排出され、ニオイを放つこととなります。

気になる汗のこと、ニオイのこと（７）

「タバコ」・・・・タバコには、アセトアルデヒドやアンモニア、ニコチンなど約４，０００種類ものニオイ物質を含んでいます。これらの成分は、体内で分泌されにくく、汗といっしょに出てニオイを放ちます。

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また、大量のアルコール摂取もニオイの成分が分泌されやすくなります。

気になる汗のこと、ニオイのこと（６）

「ニオイのある汗をかく要因」・・・・肉食中心生活。肉などの動物性脂肪を含むものを食べると体内でエネルギーに変換、体温が上がり汗が出やすくなります。油脂成分も多いため、ニオイも強くなります。

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また、にんにくなどの香りの強いものを食べると、汗と一緒にニオイの成分が分泌され、ニオイの元となります。

気になる汗のこと、ニオイのこと（５）

ニオイをなくすには汗腺の機能を高めることが重要になります。ウォーキングや半身浴、サウナなどで積極的に汗をかきましょう！また、食生活では、肉だけでなく魚介類、大豆、抗酸化作用のある野菜や果物を摂取するようにしてくださいね。

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また、ニオイを消す制汗スプレーの使いすぎは禁物です。汗腺をふさぎ、皮膚の細菌を殺傷することで強力な細菌が増殖し、ますます汗がべたつき、津おいニオイが出やすくなります。

気になる汗のこと、ニオイのこと（４）

汗そのものは「無臭」です。しかし、人の皮膚の表面には、さまざまな細菌が存在しており、この細菌が汗に触れると、汗の成分が分解され、そのときに発生する分解臭が汗臭い不快なニオイを放出します。

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とくに脂肪酸を含んだアポクリン汗腺から出る汗が強いニオイを発します。暑い夏は細菌が増殖するシーズンであることも、夏にニオイが出やすい要因だと考えられています。

気になる汗のこと、ニオイのこと（３）

汗は「汗腺」という部位から出ています。汗腺には、全身のいたるところにあるエクリン汗腺と脇の下や耳の後ろ、足の裏、陰部など特定の箇所に存在するアポクリン汗腺の２種類があります。

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エクリン汗腺は、体温を下げるためにも発汗するもので、ここから出る汗の成分は大半が水分でほとんどにおいません。一方、アポクリン汗腺から出る汗は脂肪、尿素などの成分を含んで粘り気があり、ニオイのもとのなっています。

気になる汗のこと、ニオイのこと（２）

前回の続きです。体温が４０℃以上に上昇すると、脳が溶けた状態になって、脳死という可能性もあります。このようなことを防ぐために、汗をかき体内の熱を発散、一定の体温を維持させているのです。

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汗は私たちにとって大事なものです。汗のことを知って、この暑い夏をがんばって乗り切っていきましょう！

気になる汗のこと、ニオイのこと

人は暑いから不快になるわけではありません。顔や体から出てくる汗がうっとうしく、さらにニオイが気になるから不快に感じるのです。夏といえば、汗はつきもの、汗との上手な付き合い方を探っていきましょう。

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人は周囲の環境に関わらず、一定の体温を維持する恒温動物です。したがって体温が大きく変動すると体は正常に機能しなくなります。低くは３０度前後、高くは４０度前後までに体温が変化すると命の危険にさらされます。

五感を使った涼のとり方（６）

私たち人間の体温調整は視床下部という脳部がコントロールをしており、自律神経に大きく関わってきます。自律神経には、交感神経と副交感神経がありますが、交感神経がはたらくと、活動的な状態になり体温上昇、逆に副交感神経がはたらくとリラックスをした状態になって体温が下がります。

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つまり、「リラックス」すれば涼しくなるという仕組みです。脳に伝達するセンサーを刺激し、リラックスさせれば体温も下がり、涼をとれるというわけです。